記 ディーター・ウンターガッサー
新しくセットしたばかりの水槽は、生き物にとって決して良い環境とはいえません。ろ過バクテリアが十分増えるまでに、通常6〜8週間かかるためです。その際水槽内にはアンモニウムが、続いて亜硝酸塩が蓄積されます。アンモニウムはタンパク質を消化した際の分解物で、魚のえらから直接排泄されます。pH値が7未満であれば、アンモニウムは無害なまま水中に溶け込んでいますが、pH値が7以上になると、アンモニウムはしだいに毒性の強いアンモニアに変わわっていきます。セラNH4/NH3テストに付属の表で、水中のアンモニア濃度を簡単にチェックできます。 |
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有害物質を生分解 |
ニトロソモナス属のろ過バクテリアは、アンモニウムとアンモニアを亜硝酸塩に変えます。亜硝酸塩は、酸素の運搬を妨げる血液毒素です。ニトロバクター属バクテリアはこの亜硝酸塩を比較的無害な硝酸塩に酸化させます。ニトロバクターの増殖はニトロソモナスよりも遅いので、通常は亜硝酸塩の方が多く蓄積されます。
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ろ過バクテリアを守 |
バクテリアは水道水に含まれる塩素や殺菌剤、重金属にとても弱く、これらの有害物質からろ過バクテリアを守るには、水槽に水を入れた後、または遅くとも水草を植え込んだ後、セラ アクタンを加えて魚やろ過バクテリアに快適な水に調整しましょう。セラ アクタンの粘膜保護作用により、魚だけでなく、ろ過バクテリアも有害物質から守ることができます。 |
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魚に安全な水を作る |
ろ過バクテリアは魚の排泄物なしでは増殖できないので、魚のいない水槽を何週間回していても無駄です。問題が先送りされるだけで、魚を入れれば数週間で有毒化します。水槽を安全に、魚を危険にさらすことなくスタートさせるには、生きたろ過バクテリアがたっぷり入ったセラ ニトリベックを10日間続けて投入しましょう。そうすれば、水槽のスタート期間を6週間からたったの11日に短縮することができます。ただし、水槽内でろ過バクテリアが活発に働き、増殖していくためには、魚の排泄物が欠かせません。
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セラ ニトリベックの使い方 |
水槽に流木等を入れ、水草を植えた後、フィルター、ヒーター、照明のスイッチを入れます。
- 水槽に水を張り、セラ アクタンを加えてください。(pH値6.5〜7.5)
- セラ アクタンを入れた1時間後にセラ ニトリベックを規定の倍量加え、フィルターを稼動させます。
- 翌日(1日目)、入れたい魚の10%を入れます。コケを食べる種類や底層魚から入れてください。
- 10日間、毎日セラ ニトリベックを規定量加えます。
- 4日目に魚を30%追加します。
- 5日目と7日目にアンモニウムと亜硝酸塩値を調整してください。
- 8日目に魚を30%追加します。
- 10日目にアンモニウムと亜硝酸塩値を調整してください。
- 11日目に残りの30%の魚をいれます。
- スタート期間中の餌やりは少なめに!
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