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pH値、二酸化炭素、炭酸塩硬度の相互作用
水質調整やフィルター清掃のほかにも、いくつか定期的に行わなければならないお手入れがあります。
海は地球上で最も安定した生態系です。海の生物ははるか大昔から一定の物理的・化学的な条件に適応してきました。自然界においてこの条件値が変動することは非常にまれなので、大抵の海水生物は淡水生物に比べるとはるかに環境変化への適応力が低いのです。ですから海水水槽の飼育水は、大きな変動がないように、常に安定した状態を保たなければいけません。
pH値は水質が酸性(pH=7以下)か、中性(pH=7)か、もしくはアルカリ性(pH=7以上)かを表します。天然海水のpH値は8〜8.5と、弱アルカリ性です。
水槽の中では、午後よりも午前中の方がpH値が低くなります。これは、日中に海藻が二酸化炭素(CO2)を吸収するからです。酸性度が下がることにより、pH値は上昇していきます。
水の中に含まれる炭酸塩硬度(kH)は緩衝材としての役割を果たし、酸を中和することでpH値の変動を適度な範囲内にとどめます。海水水槽の中で十分な緩衝効果を確保するためには、炭酸塩硬度が8°dKHを下回らないようにしましょう。
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セラ 炭酸塩硬度(kH)テストを使用すれば、炭酸塩硬度をすばやく正確に計れます kh_test セラ kHプラスを使用すれば、炭酸塩硬度を簡単かつ確実に上昇させることができます。 kh_plus
同様に、飼育水のpH値も定期的に調整しなくてはなりません。セラ pHテストを使用すれば、簡単にpH値を測定できます。 ph_test セラ コンボ-pH/導電率メーターを使用すれば、より正確な測定が可能です。セラ pHプラスを使用すれば、pH値を上昇させることができます。 ph_plus
大型藻類(カウレルパ、ハリメダ等)を密植している場合、CO2の吸収量が多いため、pH値が8.5以上に上昇することがあります。

最も簡単かつ自然にpH値を下げ、安定させる方法は、飼育水にCO2を供給することです。セラ CO2供給システムとセラミックCO2コントロールシステムを使うことにより、二酸化炭素を必要な量だけ供給することができます("窒素循環""水質チェック"を参照)。
セラミックCO2コントロールシステムでは、ご希望のpH値をセットしておくと、適切な量のCO2を自動的に添加し、pH値を自動的に調整します。二酸化炭素は、CO2拡散筒によって、漏れることなく効果的に飼育水中に供給されます。設定したpH値に達した時点で、二酸化炭素の供給は自動的に止まります。セラミックCO2コントロールシステムを使えば、水槽中のpH値を確実に調整できます。

海水水槽に必要とされるCO2はかなりの量に上るので、決してあなどってはいけません。もし今まで水槽に定期的なCO2供給をしてこなかったのであれば、早急に対処することをお勧めします。CO2を供給することにより、pH値やアンモニウム値が著しく上昇した場合でもすばやく対応することができます("窒素循環""水質チェック"の章を参照)。
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