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3.飼育水の水質測定
週に一度は、以下の項目についてあなたの飼育水槽の水質をチェックするよう心がけてください。

アンモニア態窒素
pHならびにKH値

 
3-1.アンモニア態窒素
亜硝酸は、魚の排泄物の分解によって生じます。亜硝酸は魚類の呼吸機能を侵す働きをもっているため、高濃度の亜硝酸下では魚類は窒息死してしまいます。水中のろ過バクテリアは、この有毒な亜硝酸を比較的無害な硝酸の形にまで変換してくれます。水中のろ過バクテリア数は、魚の収容尾数やその他の環境によって左右されます。
したがって、週に一度は飼育水の亜硝酸濃度を測定する習慣を身につけましょう。水換えの直前に測定するようにすれば、あなたの飼育水槽のフィルター機能がどの程度うまく働いているかの目安となるでしょう。
アンモニア態窒素
NO2_test

セラ NO2テストを用いれば、水中の亜硝酸濃度を簡単に測定することができます。
亜硝酸濃度測定結果評価ならびに処置方法
0.1mg/L(ppm)以下良好。通常の水換え量で良い。
0.3mg/L(ppm)飼育水が汚れています。今すぐにニトリベックを飼育水100Lあたり20mlの割合で飼育水槽に直接加えてください。また、フィルターの調子や飼育尾数をチェックしておきましょう。
0.5mg/L(ppm)飼育水の汚染はかなり進んでいます。すぐにセラ アクタンセラ ニトリベックで処理した水を用いて、全水量の30%程度の部分水換えを行ってください。
また、なぜ水中の亜硝酸濃度が高くなったのか原因を突き止めなくてはなりません。フィルターは正常に動いていますか?姿の見えない魚はいませんか?餌の与え過ぎではありませんか?もし、餌の与えすぎで水底に残餌が存在するようならば、すみやかにサイフォンで吸い出しておきましょう。
1.0mg/L(ppm)以上非常に危険な亜硝酸濃度レベルです。セラ アクタンセラ ニトリベックで処理した水で今すぐ全水量の50%に相当する部分水換えが必要です。さらに3日後にセラ ニトリベックを規定量、追加投与しその後の水槽内の様子を注意深く見守ります。
飼育水の亜硝酸濃度が極端に高い場合の原因
a)収容尾数が多すぎるとき。飼育水槽のサイズにあった収容尾数を超えて魚を飼育していると亜硝酸濃度は急激に上昇します。自分の水槽のサイズにあった量の魚を飼育するようにしてくさだい。

b)水槽セット時にセラ ニトリベックを規定量用いなかったとき。

c)フィルターが正常に機能していないとき。

d)魚に病気が発生したときに魚病薬を使用すると、水槽内のろ過バクテリアの数は激減します。

e)必要以上に大量の餌を数回にわたって与えつづけたとき。
収容尾数が多い

 
3-2.pHならびにKH値
好適pH値:6.5-7.5
好適KH値:4-10°
水のpH値は、酸性か中性、アルカリ性のどれかに分類することができます。KH値はpH値と大きく関係しています。KH値が極端に低い飼育水では、pH値が安定しません。左の数値を参考にして、コミュニティタンクの水質を調整(詳しくは下記参照)するようにしてください。
PH_test KH_test セラ pHテストセラ 炭酸塩硬度(KH)テストを使用すれば、測定が簡単です。
測定pH値:7.5-8.1
測定KH値:4-6°
水質調整方法:
a)セラ CO2供給システムを用いて水中の溶存CO2量を高め、pH値を7.2-7.5のレベルにまで引き下げる
b)セラ ブラックピートグラニュレイトを目の細かい布袋に入れたものをフィルター内に設置する。pH値ならびにKHの値が目的の数値になった時点で、フィルター内からブラックピートグラニュレイト取り出す。
black peat
測定pH値:7.5-8.2
測定KH値:10-20°
KH値が高いとpH値を下げるのは困難です。
black peat
ph_minus
co2
水質調整方法:
a)部分水換え
R/Oシステムを使って精製した水を使って部分的な水換えを行います。R/O処理水は最寄りのショップ(ドイツの場合)で入手可能です。また、ご自分で購入されるもの良いでしょう。
60Lの水量の水槽内のKH値をR/O処理水を用いて調整した場合の一覧表
水道水(L)R/O処理水KH値
60015°
501012.5°
402010°
30307.5°
2040
10502.5°
060
しかしながら、一度の水換えでKH値を5°以上低下させることはお薦めできません。数回に分けた部分水換えを行って目的の水質にしてください。
b)セラ pHマイナスを毎日用いる
初めのうちは、pHマイナスを用いて低下させたpH値も時間の経過とともに再び上昇してしまいます。しかし、毎日これを繰り返しているとそのうちKH値が下降してくるようになります。KH値が6°になった時点で、ブラックピートグラニュレイトを使用するようにします。その後数日間はpHとKHの値を測定し続けてください。
c)CO2を添加する
セラ CO2供給システムを用いて水中にCO2を添加することによって、pH値を7.2-7.5まで低下させます。KHの値が15°以上と高い場合には、CO2添加によるpH値の降下は7.0前後までとなります。
測定pH値:6.5-5.9
測定KH値:0-3°
左記の値は、水道水のKH値がかなり低い場合です。しかしもしKH値が高くてもセラ ブラックピートグラニュレイトを用いてろ過する、毎日pHマイナスを使用するなどの処置を行うことによって、飼育水のKH値を低下させることができます。
飼育水のKH値が極端に低いと、飼育水のpH値が急変しやすいので調整が必要です。

水質調整方法:
a)KHの値を上昇させる
セラ KHプラスを用いて、飼育水のKH値が6°前後になるまで調整します。この時、一度の操作で目的の数値に調整するのではなく、徐々に変化させるようにしてください。KHの上昇に伴ってpHの値もわずかながら上昇します。アフリカンレイクシクリッドを飼育する際には、pHプラスを用いてさらにpHを上昇させてください。
b)すみやかな部分水換えを行う
水道水のKH値が4°以上の場合に限り、水道水を用いた部分水換えを行うことによって、飼育水のpH値を上昇させることができます。
KH_plus
PH_plus
 
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