| 2.爬虫類にとっての正しい住環境 |
テラリウムは一つとして同じ物はありません。生き物を購入する前に何が必要かを知った上でテラリウムをセットしなければなりません。
爬虫類は冷血動物ですから彼らの体温を保持するための十分な暖かい環境が必要です。爬虫類の多くは地球上の温帯や熱帯の環境に合わせたテラリウムで飼います。
・カメにぴったりのテラリウム
・砂漠からやってきた爬虫類
・熱帯雨林からやってきた爬虫類
・照明、ヒーター、フィルターは必需品
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2.1カメにぴったりのテラリウム
陸ガメは夜間でも気温が摂氏18度以上の屋外で飼うのが理想的です。
屋外の囲いは十分なスペースがあり日向と日陰の両方の部分が必要です。大人の陸ガメ一匹につき最低2平方メートルのスペースが必要です。個体数が多い場合はそれに応じてより広いスペースが必要となります。
ペットが逃げ出さないようにするのはとても重要です。カメは驚くほどよじ登るのが上手です。また、深さが30センチメートル以内ですと柵の根元を掘って逃げてしまうこともあります。
また、犬、猫、ハムスターなどのげっ歯類はカメにとって恐ろしい生き物ですから
飲み水には底が浅くて平らな皿に常にきれいな水を入れてあげましょう。
また、カメが安眠できる場所を用意することも必要です。 |
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| カメが逃げ出さず、同じ範囲を安全に行動できるようにするためには以下のことが必要です。 |
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・逃げ出せないように完全な囲いを作ること。
・階段(寝る場所に通じる)をつける。
・菜園や花壇はカメ用の囲いの内側に作らないこと。(カメにとっては食べ物です)
・囲いの中の植物に毒性の物を置かないこと、また、除草剤や殺虫剤を使用しないこと。
・囲いの中に庭の手入れ用具などを置かないこと。
・池がある場合、水に落ちないように囲いなどを作ること。(陸ガメの場合)
・水棲ガメを飼っている場合、池までたどり着きやすいように水でぬれた土手を作ること。この場合、池の小さな魚や水草はカメの餌に食べられてしまうことがあります。
前述のカメにとって安心できる環境(犬や猫などから遠ざける、寝場所など)を確保することについても実践してください。 |
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| 水棲ガメにはテラリウムと水槽を併せ持った環境が必要です。水陸両方の部分を持ったいわゆるアクアテラリウムと呼ばれるもので飼育します。 |
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水はカメが泳ぐのに十分な深さが必要です。適度な深さはカメの甲羅の幅と同じだけと言われています。
種類にもよりますが温度設定は摂氏20度から28度にしなければなりません。詳しいことは専門店で聞いてください。水温を暖かく保つには放射熱ランプが適しています。力の強いカメは水槽用ヒーター、サーモスタットを壊してしまう恐れがあります。
陸上ではカメが日光浴するのに十分なスペースが必要です。カメのサイズに応じて場所を設置してください。カメが成長したらどのくらい大きくなるのかも考慮してください。
自分で陸に上がりやすいように石などで道をつけてあげましょう。カメが傷つかないように先の尖った石は使わないようにしましょう。
アクアテラリウムを流木や水草で飾るのはお勧めできません。カメの運動の妨げになるばかりでなく、それらを排除しようとする際にケガをする原因になりかねません。
草食性のカメについて説明しましょう。テラリウムの近くに毒性の植物を置かないでください。葉がテラリウムに落ちる可能性があります。どんな植物がそのカメにとって有毒となりうるかについては専門店でお尋ねください。 |
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| カメや爬虫類の多くは冬眠を必要とします。陸ガメの場合は湿ったピートや葉などを木箱やしっかりしたダンボール箱に敷き詰めて冬眠場所を作ります。この箱で秋から春にかけて休むのです。冬眠を妨げないよう静かな場所を選んでください。これらの生き物は冬眠中は身を守ることができないのでネズミなどから保護するためにこうした工夫が大切です。冬眠するために適当な温度は摂氏8度から10度です。 |
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春先、カメを冬眠から目覚めさせるため温かめの水で水浴びをさせます。まだ眠気が残っていますからかめがおぼれないように水位を低めにし、カメの頭が水から楽に出るくらいにしてください。
水浴び時にセラ アクティブプラスRを加えることによって、カメの食欲をより強く刺激することができます。水1Lにつき10滴加えてください。水浴び中にカメが水を飲む時に自然に口に入ります。 |
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2.2砂漠からやってきた爬虫類 |
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乾燥した、高温の気候が必要な爬虫類にとっては砂漠を模したテラリウムが適しています。砂や岩がこのようなテラリウムで使用されます。石や岩をメインにしたいわゆるロックテラリウムはそのバリエーションのひとつです。 これらの装飾物を使用する際は安全のためしっかり、安定した構造にしてください。なぜなら、爬虫類は岩やテラリウム内の装飾物を登りますので、それが不安定ですと崩落して動物がケガをする原因になります。 |
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岩を使って装飾する場合、ペットショップで売っているものだけを使ってください。特殊な接着剤などは動物にとって有害な物質を含んでいる場合があります。
もし植物を取り入れる場合にはリュウゼツランやサボテンなど葉の丈夫な硬い物だけにしてください。しかし、植物を完全に排除するのがこれらの爬虫類にはふさわしいでしょう。 |
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2.3熱帯雨林からやってきた爬虫類 |
温かく、湿度の高い場所からやってきた爬虫類にとって、熱帯雨林を模したテラリウムは理想的な環境となります。多くの植物を配置し彼らが木登りを楽しめるようにしましょう。
これは熱帯雨林に住む動物(アノヘール、シマヘビ、カメレオンなど)すべてに適したことです。彼らがケガをしないように安定した、安全な構造にすることを忘れないでください。
テラリウムを購入する際には見た目だけでなく構造も含めたサイズ、デザインが適切なものを探しましょう。あなたが飼ってみたい爬虫類にどんなものがよいかは専門店で教えてくれるはずです。 |
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何にも増して欠かせないのは常に新鮮な空気を供給することです。暖かいテラリウム内の環境のせいで湿度は上昇し、ガラスの内側に水滴がつきます。これはテラリウムの中の動物を観察するのを妨げますし、カビが発生する原因にもなります。
金属製、あるいはプラスチック製の網戸を取り入れることによって、新鮮な空気をいつも供給することができます。この場合、すきま風が温度を下げてしまうのを避けるためにテラリウムの対面する2面に網戸を作らないようにしてください。 |
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2.4照明、ヒーター、フィルターは必需品
テラリウムの植物に光を与えるには紫外線の放射が多い蛍光灯(水槽用に準ずる)を使用します。動物に対しても熱、明るい光(太陽光の代わりをする)を与えます。
高い温度を必要とする動物には、熱だけを放出し、光をほとんど出さない赤外線灯を追加して使用します。照明器具を購入する際には、動物がヤケドしない設置の仕方(照明からの距離)などについて必ず専門店で聞いてください。照明器具は爬虫類の体に触れることのないように設置しましょう。
太陽光に代わるものとして紫外線放射のできる照明(UV灯)を週に2回各5分間以内で使用してください。それ以上長く使用すると紫外線によるヤケドを起こします。
アクアテラリウムでは水用放熱ランプをしようしてください。やけどをしない程度の時間内でのみ使用してください。水槽用のサーモスタットヒーターの使用は避けてください。水棲ガメは力が強く、ヒーターを壊してしまうこともありますので危険です。 |
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照明時間を調整するにはタイマーを使用するととても便利です。飼育環境下での昼夜のリズムに早く慣らすことができます。熱帯の環境に合わせて常に12時間は照明をつけて、残りの12時間を暗くするといった具合にします。 |
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| 水棲ガメは新陳代謝の激しい動物ですので、すぐに水が汚れてしまいます。定期的な水換え(汚れの程度により毎日、あるいは週に一度)に加えて水のろ過が必要となります。熱帯魚飼育用の外部フィルターは浮遊物などを物理的にろ過し、また排泄物などに含まれるアンモニア、亜硝酸などの生物学的な分解をするので水質の改善ができます。しかし、フィルターの使用をしても水換えの必要性には変わりありません。 |
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